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写真:笹浪総合法律事務所入所建物外観

ごあいさつ バックナンバー2018年(平成30年)

ごあいさつ
- 平成30年11月15日 -

このところ、東京は比較的穏やかな天気が続いており、当事務所の会議室から見える皇居外苑の緑も鮮やかに色づき始めております。気温の変化が大きい季節となりますので、皆様も体調には十分、お気を付けいただければと存じます。
今年は、猛暑の夏以降、非常に大きな台風の直撃や北海道での地震の発生等の天災による大きな被害が相次ぎましたが、季節は確実に移ろいつつあるようです。ただ、被災地の復興はなかなか進んでいないとのことであり、被害に遭われた被災者の皆様にはあらためて心よりお見舞い申し上げます。

さて、当事務所では、先月、顧問契約をいただいている皆様を対象として、「最近の雇用分野における法制度の動向について」をテーマとしたセミナーを開催させていただきました。
このセミナーでは、当事務所に所属する弁護士及び特定社会保険労務士が講師となり、先日の国会で成立した「働き方改革関連法」の概要のご説明や、労働契約法第20条に関係する近時の最高裁判決のご紹介をさせていただくとともに、我が国の移民政策とも関連して話題となっている外国人の雇用についてその基礎知識をご案内させていただきましたが、多くの皆様にご出席いただき、皆様の関心の強さをあらためて実感した次第です。

上記の労働関連法令の改正をはじめとして、民法の改正等もあり、近時、重要な法令の改正が相次いでおります。当事務所では、法令の改正にもタイムリーに対応できるよう、事務所内での勉強会等も開催するなどして研鑽を重ねており、法令の改正に伴う社内規程の見直しのご相談等にも幅広く対応しております。
当事務所のメンバー一同、さらに充実したリーガルサービスを皆様に提供できるよう、一層、日々の業務に励んでまいりたいと存じます。
皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年11月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年9月15日 -

先月以降、非常に強い台風の直撃により西日本地方を中心に甚大な被害が発生し、また、北海道地方では予想もできないような大規模な地震の発生により甚大な被害が生じております。被害に遭われた被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
9月に入り、東京では長かった猛暑もひと段落しつつあるようであり、心地よい秋の季節の到来が待ち遠しいですが、季節が進むにつれて気温の変化も大きくなってまいります。皆様も体調管理には十分、お気を付けいただければと存じます。

さて、このところ、著名な企業や団体などで、不祥事やハラスメント事案が発覚し、そのたびに「第三者委員会」を設けて対応にあたる、との報道を目にすることが多いように思います。当事務所のメンバーも、このような「第三者委員会」の委員等に選任され、事実関係の調査や不祥事防止のための提言を行うこともあるのですが、テレビのワイドショー等を見ておりますと、そもそも「第三者委員会」の位置付け自体が良く理解されていないようなケースも散見されます。
この「第三者委員会」につきましては、私たちも所属している日本弁護士連合会(日弁連)が2010年にガイドラインを公表しており、弁護士が関与して「第三者委員会」が設置される場合、現在もこのガイドラインに準拠して設置されているように思います。そして、同ガイドラインでは「第三者委員会」について「企業等から独立した委員のみをもって構成され、徹底した調査を実施した上で、専門家としての知見と経験に基づいて原因を分析し、必要に応じて具体的な再発防止策を提言する」ものとされ、「経営者等自身のためではなく、すべてのステーク・ホルダーのために調査を実施し、それを対外公表することで、最終的に企業等の信頼と持続可能性を回復することを目的とする」とされております。
したがって、「第三者委員会」は、調査等の対象となる企業等からの「独立性」が確保されることが必要であり、かつ、その企業等の現在の経営者の保身のためではなく全ての利害関係者のために調査・提言等を行う「中立性」が求められる、ということができるように思います。
「第三者委員会」作成の報告書はインターネット上のウェブサイトなどで公表されることも多いので、ご興味があれば、皆様におかれましても「独立性」「中立性」が確保されているのか等の観点からご覧いただくこともお勧め致します。これまでとはまた違った感想になるかもしれません。

今回はタイムリーなテーマとして簡単ではございますが、「第三者委員会」についてご紹介申し上げました。

皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年9月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年7月15日 -

先日の豪雨では、西日本地方を中心に甚大な被害が発生し、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
7月に入り、東京でも猛暑が続いておりますが、気象情報によれば、今後も当面、猛暑が続くとのことであり、皆様も体調管理には十分、お気を付けいただければと存じます。

さて、政府が平成30年の通常国会において最重要法案と位置づけた、いわゆる「働き方改革関連法案」が先日、参議院本会議で可決成立しました(成立日:本年6月29日)。
この法案は、罰則付きの労働時間上限規制、ならびに高収入の専門職の一部に労働時間規制を適用させない「高度プロフェッショナル制度」を加えた労働基準法改正のほか、「同一労働同一賃金」の考え方を取り入れ、正規・非正規労働者間の不合理な待遇差の是正を目的とするパートタイム労働法改正を柱としております。
各法律の施行は、一部は来年4月から(大企業では労働時間上限規制が2019年4月、パートタイム労働法は2020年4月から)となっており、これにより日本のこれまでの労働慣行は、大幅な転換期を迎えた、とも言われております。

今後、各社におかれましては法律の施行に向けて、就業規則の改訂等を検討していただく必要がございますが、当事務所では、今回の法改正に関するご相談にも対応できる体制を整えており、皆様からのご相談に丁寧かつ誠実に対応してまいりますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年7月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年6月1日 -

6月に入り、東京では紫陽花が見ごろを迎えております。
気象情報によれば九州地方は早くも梅雨入りしたとのことであり、東京でも梅雨入りが近いのかもしれませんが、高温多湿な天候はからだに思った以上の負担をかけます。皆様も体調には十分、お気を付けいただければと存じます。

さて、3月決算の上場企業では、6月が定時株主総会の開催月となりますので、株主総会の準備に日々、忙しくされている方々も多いのではないでしょうか。
近年、株主総会に関係する法令の改正やコーポレートガバナンスコードの制定などが続き、その対応に追われてきた感もありましたが、昨年から本年にかけては株主総会の運営に大きな影響を与えるような法令改正はないため、本年の株主総会は、昨年の流れを踏襲しつつ、各社がどれだけ自社の特色を打ち出していけるか、というところではないかと思われます。

当事務所では、上記の株主総会への対応に関するご相談(株主総会当日の事務局としての対応も行います。)にも対応できる体制を整えており、皆様からのご相談に丁寧かつ誠実に対応してまいります。

皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年6月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年5月1日 -

初夏の風が心地よい季節となりました。
陽射しも日に日に濃くなり、当事務所の会議室の窓から皇居を眺めますと、木々の若葉がまぶしい程です。
気象庁の長期予報によれば、東京ではこれから夏に向けて、例年より気温の高い日が続くとのことですので、皆様も体調には十分、お気を付けいただければと存じます。

さて、当事務所では定期的に、顧問契約をいただいている皆様を対象として「法律実務セミナー」を開催させていただいておりますところ、先月は「民法改正にともなう契約実務対応」と題したセミナーを開催させていただきました。
皆様ご存知のことかと思いますが、昨年、民法を改正するための法律が国会で承認可決され、明治29年(1896年)の民法制定以来、約120年もの間、ほとんど改正がされてこなかった民法の債権関係の条文について、大幅な改正が行われることになりました(改正民法の施行時期は2020年4月1日を予定しております。)。
そこで、今回の法律実務セミナーでは、今般の民法改正の概要をご紹介するとともに、日常取引における契約実務への影響や見直すべき点などについてご案内させていただきましたが、多くの皆様に熱心にご聴講いただき、皆様の関心の強さをあらためて実感した次第です。

当事務所では、上記の民法改正に伴うご相談を含む、幅広いご相談に対応できる体制を整えており、皆様からのご相談にさらに迅速かつ誠実に対応してまいりたいと存じます。

皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年5月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年4月1日 -

春風の心地よい季節となりました。
先月中旬の東京は,季節外れの寒さに見舞われておりましたが,その後は,日ごとに暖かさを増し,本日時点(4月1日)では,春の暖かい日差しのもと,満開となった桜が見頃を迎えております。

4月から新年度を迎える企業も多く,また,4月から新たなお立場でお仕事をされている方も多いのではないかと思いますが,幸いなことに,当事務所は変わらず多くのご相談・ご依頼をいただきながら,落ち着いて業務に取り組んでおります。これも皆様からの温かいご支援のおかげであり,当事務所一同,あらためて厚く御礼を申し上げます。

さて,当ホームページの「お知らせ」でもご案内させていただいておりますが,当事務所の横田弁護士が,この4月から司法研修所の教官に就任致しました。司法研修所とは,司法試験に合格した司法修習生に対する教育を行うために最高裁判所に設置された公的な研修機関であり,4月以降,横田弁護士は民事弁護教官として,弁護士・裁判官・検察官の卵である司法修習生に対し,法曹実務家としての品位と能力を修得させるとともに,弁護士としての基本的な法的分析能力や表現能力等を修得できるよう,教育にあたっていくことになります。
当事務所と致しましても,横田弁護士の教官としての活動を通じて,法曹の質の向上,さらには司法制度全体の充実に貢献してまいりたいと存じます。
もとより,司法研修所の教官は専任ではなく,横田弁護士は教官就任後も当事務所のパートナー弁護士として,引き続き,皆様からのご相談に誠実かつ真摯に取り組んでまいりますので,今後ともご指導・ご鞭撻をいただければ幸いです。

季節の変わり目でもあり,体調を崩しやすい時期となりますので,皆様も体調には十分,お気を付けいただければと存じます。
皆様におかれましては,引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程,宜しくお願い申し上げます。

平成30年4月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年3月1日 -

今年の東京は、久しぶりに寒さ厳しい冬となっておりましたが、このところようやく日差しの暖かさを感じるようにもなりました。
桜前線の到来も待ち遠しい今日この頃ですが、まだまだ寒暖の差も大きく、体調を崩しがちとなりますので、皆様も体調には十分、お気を付けいただければと存じます。

先日開催された「東京マラソン」では、当事務所のある丸の内地区(東京都千代田区丸の内)にゴールが設定され、大変多くのランナーや応援の方々などで街全体がにぎわっておりました。
東京マラソンが開催されたのは、まだまだ寒い日でしたが、沿道では多くのボランティアの方々が、会場設営や交通整理などに当たっておりました。世界でも屈指の規模の東京マラソンが、大きな混乱もなく無事に開催できたのは、運営関係者の皆様のご尽力の賜物であると思いますが、とりわけ、寒空の下、大会の円滑な運営のために尽力された多くのボランティアの方々に敬意を表したいと思います。

さて、当事務所では、この度、桑田健太郎弁護士を当事務所メンバーとして迎えることとなりました。
桑田健太郎弁護士は、中央大学法学部、慶應義塾大学法科大学院を卒業し、平成29年1月に弁護士登録をした新進気鋭の弁護士であり、弁護士登録後、東京都内の他の法律事務所で活躍しておりましたが、この度、ご縁があり、当事務所に参画してもらうことになりました。幅広い分野に関心を持ち、様々な業務に意欲的に取り組みたいという桑田弁護士の誠実かつ熱意溢れる姿勢は、必ずや皆様からのご期待にお応えできるものと思います。

当事務所と致しましても、新たな戦力を迎え、引き続き皆様からの幅広いニーズにお応えできる体制を整えつつ、皆様からのご相談にさらに迅速かつ誠実に対応してまいりたいと存じます。
皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年3月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 平成30年2月1日 -

東京は久しぶりに寒さ厳しい冬を迎えており、先日、東京に大雪が降った際には、当事務所から見える皇居外苑も一面の銀世界となっておりました。
まだまだ寒さも厳しく、体調も崩しがちとなりますので、皆様も体調には十分、お気を付けいただければと存じます。

さて、年始以来、東京の証券取引所では株価が比較的高値で推移しておりますが(平成30年2月1日時点)、その一方で、成人の日当日に突然、振袖の販売・レンタル等を行っていた事業者が事業を停止し、その業者に成人式の着付け等を依頼していた多くの新成人の方々が大変な被害を受けたという報道もありました。
事業者の皆様からのご相談をお受けしておりますと、中小企業の金融円滑化への取組みを金融庁が推進する中で、一時期、社会問題化した金融機関によるいわゆる貸し渋り・貸し剥がしはある程度収まってはいるものの、事業が苦しい中で金融機関への返済資金を捻出するために事業基盤である資産を切り売りする等、無理な返済を継続するがゆえにかえって事業価値を毀損し、最終的には経営破綻、事業の停止・清算に陥るという事態を目にすることがあります。
事業収支が厳しくなってきたとしても、事業基盤が残っていれば、様々な事業再建策を講じることができるのであり、事業者の突然の経営破綻の報道に接すると、もどかしい思いを禁じ得ません。当事務所には、多くの事業者の皆様からのご相談をいただき、その事業の再建をお手伝いしてきた実績がございます。事業の再建策などを検討されている事業者の方がいらっしゃれば当事務所にご相談いただければと思います。

皆様におかれましては、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

平成30年2月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

新年のご挨拶
- 平成30年1月 -

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有難く、あらためて厚く御礼申し上げます。

昨年も当事務所には新戦力が加わり、さらに業務体制を充実させながら、当事務所一同、熱意をもって日々の業務に取り組んでおります。
また、近時のトピックスを取り上げたセミナーも定期的に開催させていただき、ご出席いただいた皆様からも大変ご好評をいただきました。
これも、皆様よりこれまでいただきました当事務所に対する格別の御厚誼の賜物であり、あらためて厚く御礼申し上げます。

本年も、当事務所に所属する全員の力を結集し、より良いリーガルサービスの提供を目指して努力してまいりたいと存じます。

皆様におかれましては、本年も引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

平成30年1月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

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